春合宿(2013/03/16-20)



  ○合宿場で見つけた“タイタニック”

 1997年に公開された映画“タイタニック”。昨年、この映画で使われたオリジナルサウンドを我々徳島大学交響楽団が演奏した経緯もあって、思い入れの深い映画でもありますね。さて先日、このタイタニック号に関してあるニュースが報じられていました。その内容を簡潔にまとめると、「タイタニック号に同船していた楽団が、沈没間際まで演奏を続けていたという有名なエピソードに関して、その楽団長であったハートリー氏が実際に船上で使用したバイオリンが発見された」という内容です。そんな記事をどこで見つけたかと言えば、春合宿2日目にあたる17日、合宿場の1Fにある新聞コーナーでした。


  ○毎年恒例 牟岐での合宿

 私たち徳島大学交響楽団は毎年定期演奏会の迫った三月頃に春合宿を行って、演奏面での技術向上に努めています。合宿場は、徳島県南部に位置している県立牟岐少年自然の家で行うのが恒例となっており、2013年の今年は3月16日(土)から20日(水)にかけての5日間の日程で行われ、主にメインの曲目である新世界について練習を行いました。今年は、はるばる名古屋より恭史先生を迎えての春合宿となりました。


  ○大学生には辛すぎる早起き

 朝7:00起床(交代で朝起こし当番)、7:15分からはラジオ体操、同30分には朝食‥‥‥、といった規則正しい生活が続き、大学生にとってはかなり酷な内容だったかもしれませんね。朝から長い練習が連日にわたって続いたこともあり練習日の最後には、ラジオ体操に全日参加した人を対象に団員部より景品が送られ、その疲れが多少ではありましたがねぎらわれることになりました。


  ○本番同様に “全曲通し”

 さて、合宿の練習最終日には「全曲通し」がありました。本番さながらに「序曲(マイスタージンガー)→二曲目(スペイン奇想曲)→メイン(新世界)」の順で行い、この指揮だけは小笠原洋三先生がふることになっています。各個人、この全曲通しを“完璧にやりきった”なんていう人は、そう多くはいないのではないでしょうか。むしろ春合宿の終わりに新たな課題を見つけることになった、という人が多いと思います。全曲通しのあとには、定期演奏会の成功を祈って、だるまの目玉入れが行われました。


  ○命日と重なる演奏会

 タイタニック号沈没でも最後まで演奏を続けたハートリー。今回発見された彼のバイオリンは40万ポンド(約5760万円)の値がつくと試算するところもあります。そのバイオリンの持ち主であった彼自身の身体は、100年前の5月4日に発見され、故郷のイギリスで埋葬されたそうです。5月4日――。そう、奇しくもその日は、私たち徳島大学交響楽団の第49回定期演奏会が開催される日と重なります。命日に当たる定期演奏会の当日、同じ演奏家として彼の勇気ある行動を讃えて、素晴らしい音楽を送りたいですね。春合宿を乗り切った団員は、これからも目標に向けて走ります♪


参照記事:徳島新聞「タイタニックのバイオリン発見」





【編集後記】

合宿が
終わってもまた
部活かな
 
    <詠み人知らず>

※ちなみにソフトバンクは
合宿場では電波が届きません